いきもの調査 釣行記

5月23日 タナゴ釣りと高山・市民の森

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まずはいつものタナゴ釣り

5月21日に降った雨の影響で水嵩が増し、タナゴは大きく移動しています。
いくつかポイントの様子を見る中で、水温上昇時に使う場所でタナゴを見かけので、竿を出すことにしました。

2021年5月23日 静岡市内 はれ 10時15分〜10時45分 水温19.7℃

この場所で釣るのは昨年8月以来。
水温が低めでオイカワが多く、やや難しい釣り場です。

1.8mの竿でウキ釣り。エサは黄身練りを選びました。
オイカワが広範囲に動き回り、かわしきれませんが、偏光グラスで群れを確認しながら仕掛けを流すと、まずまずのペースでタナゴが掛かりました。

  • 釣果  タイリクバラタナゴ 22匹
  • ゲスト オイカワ

雨のあとは、いつもオイカワに悩まされます。
梅雨を迎え、少し難しい季節に入りました。

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再び高山・市民の森へ

5月8日、初めて静岡市内の高山・市民の森に行きました。(その時の様子はこちら
モリアオガエルの卵塊やオタマジャクシを期待しての訪問でしたが、残念ながら確認できませんでした。

あれから2週間。そろそろ産卵が行われたはずです。
前回の目的を果たそうと、再度、高山・市民の森に向かいました。

到着してすぐに「高山の池」を覗いてみると、池の上に張り出した杉の枝には、モリアオガエルの卵塊がいくつもぶら下がっていました。

杉の枝にぶら下がるモリアオガエルの卵塊

杉の幹を頭上高くまで登ってタマゴを産みつけるのは、大変なお務めです。
池の中には、産卵を終えて力尽きたモリアオガエルが、いくつも沈んでいました。
前週あたりが、産卵のピークだったのかもしれません。
結局、生きたモリアオガエルは、今回も観察できませんでした。

池の水芭蕉にも、モリアオガエルの卵塊がついていました。

水芭蕉の葉の陰にも卵塊が隠れていました。

池の中にはアカハライモリが待機していました。モリアオガエルのタマゴやオタマジャクシを狙っているようです。

アカハライモリ。手前がオスで奥がメス。

学習展示施設「森の恵」近くのサクラの木にも、モリアオガエルの卵塊が付いていました。

サクラの下には、ヤゴ育成用のトロ船がありました。
中を覗くと、落下した卵塊のほか、たくさんのオタマジャクシが泳いでいます。
施設の方によると、こちらはヒキガエルのオタマとのこと。
モリアオガエルの孵化は、まだまだこれからのようです。

前回に引き続き、今回もカモシカに会うことができました。カモシカには、かなりの高確率で出会えるようです。

学習展示施設「森の恵」の床下は、屋外休憩スペースになっていますが、その天井にコウモリがぶら下がっていました。真昼間に野生のコウモリを観察できるなんて、なかなか貴重な体験です。
コウモリは一番奥の暗がりに居ます。天井が低いので、観察の際には頭をぶつけないよう、ご注意ください。

コウモリの種類はよくわかりません。サイズ的にアブラコウモリではなさそうですが・・・。

今回もあまり時間が取れず、山頂方面には足を伸ばせませんでした。
モリアオガエルだけをとっても、オタマジャクシの発生や上陸など、見逃せないイベントが残っています。
折を見てまたこちらを訪れ、いきもの調査をしたいと思います。

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