いきもの調査

カメの住まい作り〜その③〜

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我が家では、数年前からイシガメを屋外飼育しています。
今年の5月、今後の繁殖も視野に入れて、カメの住まいをリニューアルしました。
(リニューアルの様子はこちらこちら

カメの脱走もなく、カラスやネコなどのイタズラにも遭わずに、平穏無事な2ヶ月が過ぎました。

カメの住まいに新たな入居者

先日実家に顔を出した際、父が「1週間位まえ、畑でデカいカメを見つけたから、風呂に放り込んだ。ありゃアカミミだろうなぁ。」なんて言い出しました。

実家の畑には、水撒き用のバスタブが置いてあります。
父の話によると、どうやらそのバスタブの中に、カメが幽閉されているようです。

・・・カメを見つけると捕まえたくなるのは、私も同じ。
この性質は、私の一族の血に刻まれた、呪いか何かなのかもしれません。

そうは言っても、畑のバスタブにカメを放置してはダメ。
この暑い時期に、逃げ場の無いバスタブに閉じ込められたら、命を落としてしまいます。
急いでカメの救出に向かいました。

現場のバスタブは、緑色の水が満水状態。
死体は浮いていないので、ひとまず安心しました。
肩まで手を突っ込んで探ると、底にデッカい塊が沈んでいます。
取り出してみると、確かにカメですが、アカミミガメではなくイシガメでした!
こんなデカいイシガメ、私にとっては初めてです。

甲長20cm。立派に成熟したメスのイシガメです。

試しにレプトミン(カメのエサ)を見せてみると、よほどお腹が空いていたのでしょう。
あっという間に20粒以上、ペロリと食べてしまいました。

手から直接ボリボリ食べました。

食欲旺盛。
少し痩せていますが、健康状態には問題無さそうです。

我が家のイシガメシェアハウスに、7匹目の入居者としてご案内。
これで繁殖に一歩近づいたかも。

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スロープをリニューアル

カメ池のスロープには、ホームセンターで見つけたアーチ型のブロックを使っています。
これまでの6匹は、このスロープで上陸し、日向ぼっこを満喫していました。

イシガメ上陸の様子

しかし、ここで問題発生。
新たな入居者デカ子(仮称)は、身体が大きすぎるのか、このスロープでは上陸できないようです。
これでは、デカ子が日向ぼっこをできませんし、一方の池だけ水が汚れてしまいます。

すぐにスロープの改修が必要です。

とはいえ、スロープの大きさ・形・重さ・強度、トロ舟の大きさ・強度などを考えると、なかなかしっくりくるものが思い浮かびません。

じっくり考えている時間はないので、取り急ぎ、ネットでよく見る100均人工芝のスロープで凌ぐことにします。

2枚のスロープを、家にあったステンレス製のプレートと結束バンドで繋ぎ、スロープの下端をレンガで押さえると、一応形になりました。
重さと強度はイマイチですが、大きさや形は良さそうです。

デカ子も、このスロープで無事上陸。
手足を伸ばして、おやつのバナナに齧り付いていました

しばらくはこのスロープで様子見。
もっとバランスが良いスロープを思いついたら、また手を加えることにします。

お日様が顔を出すと、カメ達は思い思いの場所で日向ぼっこ。
(一番小さい子は、まだ池の中ですが。)

カメの住まいは、今のところ順調のようです。

陸上にも非常食を備蓄

カメの住まいの半分は陸地。
せっかくスペースがあるのに、池の周り以外、カメ達はあまり利用しません。

この空きスペースを有効利用できないものか・・・。
思いついたのがダンゴムシです。

カメの住まいは、コンクリートブロックで囲まれています。
コンクリートはダンゴムシの好物。
このためカメの住まいには、ダンゴムシが常に出入りしています。

ダンゴムシは、エビ・カニと同じ甲殻類。
池の周りで日向ぼっこをしているカメ達は、ダンゴムシを見つけると丸呑みにします。
攻撃されると丸くなるダンゴムシは、カメにとって、一口サイズで食べやすいおやつになっているようです。

そこで、ダンゴムシの移住を促進。
カメの住まいに腐葉土を入れて、ダンゴムシを呼び込むことにしました。

集まってる集まってる。

池の中にはシナヌマエビ。
陸の上にはダンゴムシ。

非常食を備蓄しておけば、お腹を空かせたカメ達が、勝手に食べてくれるでしょう。
(この翌年2023年に、デカ子がタマゴを産んでくれました。その様子はこちら

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