いきもの調査

クワガタ材割採集2021 完結篇

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続々とコクワガタ

令和3年2月、冬タナゴの合間に、クワガタの材割採集をしました。
(2月6日の様子はこちら、2月11日の様子はこちら

狙いはヒラタクワガタでしたが、大きな幼虫は採れず、小さな幼虫を約30頭連れ帰りました。

5月上旬、コクワガタ達が次々と羽化しました。
(コクワガタ達の羽化の様子はこちら

結局6月末までに、コクワガタのオスが14頭、メスが16頭、合計30頭が無事成虫になりました。

コクワガタ達には3週間ほどエサを与え、採集場所のヤナギの森に戻しました。

コクワガタ達は山に帰って行きましたが、手元には、成長が遅いのんきな幼虫が残りました。

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最後に残ったのは・・・ヒラタクワガタ

2月11日に割り出したこの個体。
大きめのコクワガタかと思いましたが・・・。

2月11日、採集当日に撮影。

コクワガタ達が次々と蛹化・羽化する中、この個体は幼虫のままスクスクと成長。
7月に入り、やっと前蛹になりました。

7月11日、前蛹状態の幼虫。サイズ的にコクワガタではなさそう。もしかして・・・。

7月13日に蛹化。顎の形から、ヒラタクワガタのオスに間違いありません。

ヒラタクワガタの蛹。まだ身体が透けて見えます。
7月23日、目が黒くなりました。
7月31日、頭や顎・脚が茶色くなってきました。

羽化目前の8月1日、動画撮影の準備をしました。

1秒間に1コマ撮影。60倍速の動画に編集します。

8月2日の午前5時頃、羽化が始まりました。

ヒラタクワガタの羽化(60倍速) ピンボケですみません。

無事に羽化が完了しました。

8月2日午後8時頃の様子。前翅も茶色くなりました。

体長60mm。なかなか立派なヒラタクワガタです。

8月4日午後9時頃の様子。ほぼ乾燥終了。ピカピカの新成虫です。

今年採集した幼虫は全て羽化完了。
たった1頭ですが、狙いのヒラタクワガタを採る事ができました。

せっかくなので、このクワガタは飼育して、冬になったらお嫁さんを探しに行くことにします。
次は、ヒラタのマンション、見つかるでしょうか。

おまけ

8月4日の午後8時過ぎ、仕事帰りに近所のコンビニに寄ったところ、駐車場でメスのクワガタを見つけました。

「早速、お嫁さんか?」と期待しましたが、こちらはノコギリクワガタでした。残念。

人やクルマに踏まれてもいけないので、とりあえず回収。
ノコギリクワガタの寿命は短いので、次の週末にでも、山に連れて行くことにします。

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