いよいよ新型コロナの第六波が本格化してきました。
感染予防を心がけてはいますが、今回は身近なところでも感染者がちらほら。
そろそろ躱しきれなくなりそうな予感がします。
とりあえず感染後の巣篭もりに備えて、レトルトや缶詰、冷凍食品の備蓄を始めました。
極力人混みは避けつつも、沼の遊びは我慢できません。
午前は冬の風物詩「柴揚げ漁」
この日は、朝から家族で「柴揚げ漁」を見学しました。
柴揚げ漁は、静岡市街北部、かつての浅畑沼で行われていた伝統漁法です。
障害物に身を寄せる魚の性質を利用しています。
漁の手順は次の通りです。
- 秋に、沼の底を掘り下げる。
- クリやコナラなど、広葉樹の枝を沈めて水面まで積み上げる。
- 年明けの大寒の頃に、2.の周りをスダレで囲んで魚の逃げ道を塞ぐ。
- 沈めた枝を全て取り除く。
- スダレの内側をタモですくうと、魚等が捕れる。
(以下の写真は今年の様子ですが、説明は昨年の流用です。)
枝の周りをスダレで囲んで、
魚の逃げ道を全て塞いだら、
枝を取り除いて、
魚をタモで捕まえます。
現在の柴揚げ漁は、昔の漁を再現したデモンストレーション。
近年、魚が減っていることもあり、成果は年々減るばかりです。
それでも昨年は、小さなフナが捕れましたが、今年はなんと、ブルーギルの幼魚が数匹と、
ヨシノボリ1匹。
漁と呼ぶには程遠い状況でした。
会場周辺には、12月までは小ブナがうじゃうじゃいましたが、この時期になると鳥達のお腹へお引越しを済ませているようです。
目的が「伝統漁法の再現」なので、1月に行う必要があるのでしょうが、せっかくならもう少し魚の姿を拝みたいものです。
とはいえ会場には、事前に用意されたフナやモツゴも展示され、いきもの好きのお子様を楽しませてくれていました。
なお今年は、おでんが売っていたほか、
昨年中止となった豚汁の無料配布が、今年は復活。
おなかも温まって、快適な休日になりました。
麻機遊水地柴揚げ漁保存会の皆様、関係者の皆様、今年もありがとうございました。
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午後はいつもの豆バラ釣り
昼食をとって用事を済ませると、少し時間が余りました。
午後から風が強くなり、イマイチのコンディションですが、我慢できず釣り場に向かいました。
2022年1月16日 静岡市内 はれ 15時15分〜16時15分 水温6.5℃
今回も、冬の主戦場で豆バラ釣り。
いつも通りコマセカゴを投入すると、あっという間に豆バラがわいてきました。
0.73mの竿に連動シモリ仕掛け、ハリは魅玄タナゴでエサは温泉卵と、いつもの道具立てです。
タナゴはやたらといますが、活性が低い上に、風に邪魔されて食わせる間を与えられず、ペースが上がりません。
今回の温泉卵が固めに仕上がっている事も、マイナス要素。
どうにもパッとしません。
- 釣果 タイリクバラタナゴ 33匹
- ゲスト なし
釣り場のポテンシャルを全く活かせていませんが、いつも通りメジロの群れやカワセミにも出会えて、存分に癒されました。