地域の伝統漁法を見学しました
1月17日は、朝から家族で「柴揚げ漁」を見学しました。
柴揚げ漁は、静岡市街北部、かつての浅畑沼で行われていた伝統漁法です。
障害物に身を寄せる魚の性質を、利用しています。
漁の手順は次の通りです。
- 秋に、沼の底を掘り下げる。
- クリやコナラなど、広葉樹の枝を沈めて水面まで積み上げる。
- 年明けの大寒の頃に、2.の周りをスダレで囲んで魚の逃げ道を塞ぐ。
- 沈めた枝を全て取り除く。
- スダレの内側をタモですくうと、魚等が捕れる。
昔は、この漁でたくさんの魚が捕れ、
家族や親戚一同で捕れた魚を調理して一日遊んだそうです。
現在の柴揚げ漁は、昔の漁を再現したデモンストレーション。
規模も小さく、捕れる魚の数もそれなりです。
このイベントは、毎年この時期に開催されています。
例年は熱々の豚汁が振る舞われますが、今回は新型コロナの影響で豚汁はなし。
全員マスクを着けてソーシャルディスタンスを保ち、静かに見学です。
会場には、この沼の生き物が展示されていて、
子供たちが嬉しそうに覗きこんでいました。
麻機遊水地柴揚げ漁保存会の皆様、関係者の皆様、
ありがとうございました。
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お昼は家族でマブナ釣り
柴揚げ漁終了後は、
妻・娘と3人、釣り場でランチを食べ、
マブナを釣ることにしました。
まずは、“あさはた緑地”にあるカフェ、Le Parc(ルパルク)さんで、
スモークサーモンチャパタ+ポテト+ホットドリンクのセットをテイクアウト。
車でマブナのポイントに向かいます。
誰も居ない釣り場に着くと、周りでカモやキジが鳴いています。
鳥の声を聞きながらのんびりランチ。
チャパタもポテトもカフェラテも、とても美味しかったです。
食事後は3人で順番に竿を持ちながら、マブナ釣りを楽しみました。
2021年1月17日 静岡市内 曇り 11時45分〜12時30分 水温9.9℃
2.7mの激安グラスロッドにオイカワ用のウキ釣り仕掛けを結び、
ハリは袖針2号、エサはタナゴグルテンです。
透明度が高く、マブナの群れが丸見えです。
活性が低くて居食いが多く、ウキは殆ど動きません。
白いタナゴグルテンが見えなくなるのを確認して、合わせを入れると、
マブナが底で翻ります。
10cm程のちょうど良いサイズのマブナが、
コンスタントに釣れ続きました。
- 釣果 マブナ 10匹
- ゲスト なし
私が6匹、妻と娘が2匹ずつ。
家族で小鮒の引きを楽しみました。
午後はいつものタナゴ釣りです
一旦家に戻ってから、
1人でタナゴ釣りに出かけました。
手持ちの釣り場が全てパッとしない中、何処で釣るか迷いましたが、
結局、厳寒期のメインポイントに向かいました。
大晦日は全くダメ(1時間で3匹)でしたが、今年はどうでしょうか。
2021年1月17日 静岡市内 はれ 14時00分〜15時00分 水温8.1℃
釣り場に着いてコマセを入れ、0.73mの竿で釣り始めると、
渋いながらも、ポツポツとタナゴが掛かります。
例年の爆発力はありませんが、
それでも、他の釣り場よりはマシなようです。
- 釣果 タイリクバラタナゴ 20匹
- ゲスト オイカワ、モツゴ
渋いとはいえ癒しには十分な釣果。
今年も、この釣り場に通うことになりそうです。