我が家ではニホンイシガメを屋外飼育しています。
昨年のゴールデンウィークには、カメの住まいを大幅にリニューアル。繁殖に向けて環境を整えました。(その時の様子はこちらとこちら)
でも昨年は、だれもタマゴを産んでくれないままシーズン終了。期待を胸にこの6月を迎えました。
ついにイシガメが産卵
6月2日の朝、カメにエサをあげようとを覗いてみると、一部の土が盛り上がっていました。
「やっと産んでくれた」と思いましたが、この日は土砂降り。翌日の3日、盛り上がった土を削ってみると、期待通り、立派なタマゴが出てきました。
タマゴは全部で10個。このうち2個は無精卵っぽいですが、たくさん産んでくれました。最年長のデカ子が、がんばってくれたようです。
さらに5日月曜の朝、カメの住まいを覗くと、まさに産卵の真っ最中。我が家で一番のモテメス、フジ子が踏ん張ってました。がんばれ〜。
仕事から帰ってその場所を掘ってみると、今度は6個。キレイなタマゴが出てきました。ありがとうフジ子。
スポンサーリンク
タマゴは冷温庫で管理
イシガメの性別は、タマゴの周りの温度で決まるそうです。30℃以上でメスに、28℃以下でオスに分化するとのこと。(参考資料はこちら)
なので、回収した卵を2つの冷温庫で管理。カメ2匹分のタマゴを半々に分けて、1方を30〜31℃、もう1方を26〜27℃で温めます。
ちなみに、冷温庫本体の温度計はイマイチあてになりません。また、庫内の高さの違いで温度差もあるので注意が必要です。手持ちのマトモな温度計と比べると、最大で3℃ほどズレがありました。この冷温庫はお手頃価格。そこまでの精度は求められません。
ワイヤレス子機が付いた温度計は、複数の冷温庫の温度を、扉を開けずに確認できるので便利です。温度計としての精度も冷温庫本体よりはマシなはず。これで庫内の温度を確認しながら、適宜、冷温庫の設定温度を上下させます。
さて、うまくオスメスに分かれるのでしょうか・・・。でも結果がわかるのは当分先の話。それまで別々に飼うのは結構面倒なので、私には無理な気がします。結果の評価は難しいかも・・・。
(2023年のイシガメ繁殖計画の結果はこちら)