5月に入って、麻機遊水地では様々な花が目につくようになりました。
こちらはキショウブ。鮮やかで美しい花ですが、環境省が指定する「要注意外来生物」とのこと。
私は、小さい頃からアメザリやウシガエルに遊んでもらい、今もタイバラに癒されています。外来種に目くじらを立てる気はありませんが、それにしても、植物まで外来種ばかりですね。
こちらはアサザ。
この場所に水草が生えているのは知っていましたが、今回花を見てやっと正体が判りました。
アサザは外来種ではありませんが、他地域から持ち込まれています。大事に管理されている様子。
外来種といえば、この連休中、釣り場で初めて野生のカミツキガメを目撃しました。このエリアにも居るとは聞いていましたが、実際に目の当たりにすると生々しいですね・・・。もし釣れてしまったら、どうやってハリを外そうかな・・・。
3日午後 深場の居残りタナゴ
今年は春になっても、いつもの場所にタナゴが入ってきません。
水温の上昇や雨のタイミングにもよるとは思いますが、昨年の台風15号の影響も考えられます。今後が心配。
とにかく他の釣り場で食い繋ぐしかありません。手持ちをいくつか周る中、コケを突くタナゴの群れを発見。釣れるかどうか、黄身練りを送り込んで確認です。
2023年5月3日 静岡市内 はれ 13時30分〜14時30分 水温24.3℃
コマセは使わず、1.8mも竿で広く探ります。
深場の宙層で、スッと引き込むアタリにアワセると、中ぐらいのオスタナゴ。
ここのタナゴは一応食ってくるようです。
この時期、場所によっては全くエサを追わない群れもあります。
見えても釣れないとストレスが溜まるので、そんな時は無視して他を探すのですが、ここのタナゴ達は遊ばせてくれるみたい。
その後もポツポツと、飽きない程度のペースで釣れ続きました。
- 釣果 タイリクバラタナゴ 30匹
- ゲスト なし
水温上昇でタナゴの密度は下がっていますが、場所によってはタナゴ主体で遊べます・・・。というか、なんだかモツゴが少ない気が?それはそれで問題。モツゴが居るからタナゴが嬉しいのに・・・。
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3日夕 好調な釣り場の定点調査
夕方は、このところ好調な釣り場へ。
これまでマブナ釣りで使っていたポイントですが、今年に入ってタナゴもイケることに気付きました。現在定点調査中です。
2023年5月3日 静岡市内 くもり 15時00分〜16時00分 水温22.2℃
偏光グラスで覗くと、底から宙層までタナゴが行ったり来たりしています。もう釣ったも同然。はやる気持ちを抑えて道具を準備します。この釣る前のドキドキも楽しいんですよ〜。
竿は長めの2.1mを使用。宙層に黄身練りを送り込むと、周囲のタナゴ達が殺到します。確実に掛かるアタリを見極めて1匹め。立派なオスタナゴです。このサイズのブルブル感が楽しいな〜。
その後もタナゴ連発。掛かりが悪くなるとタナを微調整。良型主体で釣れ続きます。
予定の1時間、ほどよいペースで釣れ続きました。
- 釣果 タイリクバラタナゴ 39匹
- ゲスト なし
これから更に水温が上がって、タナゴ釣りも厳しい時期に入ります。今後この場所がどう推移するのか。しばらく通って状況確認です。
4日午後 釣り友さんとタナゴ釣り
4日の午前はお仕事。午後は釣り友さんと現場で合流し、一緒に竿を出すことに。
場所は、前日の夕方と同じ釣り場。ここなら確実でしょう。
釣り友さんにいつもの釣り座を使ってもらい、私は近所で竿を出すことにしました。
2023年5月4日 静岡市内 くもり 14時50分〜16時00分 水温21.8℃
私の場所はいつも以上に長竿有利。2.7mの竿で遠くのタナゴを狙います。
お気に入りの宇崎日新「精魂水剛まぶな9尺」に、トップ付きの連動シモリ仕掛けを結んでスタートです。
長竿なので大きめの親ウキ・イトウキ。視認性が良くて感度はイマイチな仕掛けですが、タナゴ達はお構いなし。どんどん黄身練りを吸い込みます。
1投目から良型のオスタナゴ。
黄身練りには、グルテンほどの集魚効果はありません。それでも手返しを意識すれば、タナゴの活性が上がって入れ食いモードに。
70分間9尺竿を振り続け、60匹を超えたところでお腹いっぱい。終了としました。
- 釣果 タイリクバラタナゴ 63匹
- ゲスト なし
一方釣り友さんは、6尺→5尺→4尺と持ち替えて、タナゴを手前に呼び込み、楽しんでいました。
同じ場所でも遊び方は人それぞれ。勉強になります。
5日夕 繁殖地の釣り場を釣査
5日の夕方は、繁殖地の釣り場を確認。
ドブガイはちゃんと居るんですよね・・・。でも今年はタナゴの集まりがイマイチです。
それでも繁殖は生き物の最重要テーマ。全くタナゴが居ないことはないでしょう。
2023年5月5日 静岡市内 くもり 15時45分〜16時45分 水温22.4℃
1.8mの竿に軽めの連動シモリ仕掛けを用意。
あちこちに黄身練りを送り込んで「アタリがある場所=ドブガイの居場所」を探します。見つけたらそこを集中砲火。繁殖地だけあって、キレイなオスタナゴが掛かります。
時々コイやカメなどが来て群れを散らすので、投入場所をローテーションさせながらアタリを拾います。少々釣り難い場所なのでそれほどペースは上がりませんが、いつも通り手堅く釣れ続きました。
- 釣果 タイリクバラタナゴ 33匹
- ゲスト なし
同じ魚を狙っていても、場所を変えて、その状況に合わせた竿や仕掛けを選べば、いろんな味わいを楽しめます。毎週やっても全然飽きないな〜。