9月最後の水曜日、潮周りを見て仕事の予定を調整、中潮に狙いを定めて休暇をとりました。
前日に用意したアオイソメを持って朝から浜へ。狙いはもちろんカワハギです。
爽快!投げカワハギ
気持ち良いお天気。晴れて良かった・・・まぁ雨が降ってもカッパ着て釣るんですけどね。
正面に見える富士山がキレイです。
時刻は9時前。潮止まりに向かうイマイチな時間帯ですが、とりあえず始めてみましょう。
2023年9月27日 静岡市清水区三保海岸 はれ 9時00分〜14時40分
手早く準備を済ませ、富士山に向けて第1投。仕掛けが放物線を描いてズボッと着水。仕掛け絡みナシ。投げ釣りは、投げるだけで気持ち良いんですよね〜。
で、そのあと、海底の様子を想像しながら探るのも楽しい。
80m付近のカケアガリを探っていたところ、雑巾でも引っ掛けたような手応え。でも、なんだかちょっとだけ泳いでいる雰囲気です。
・・・この感じ、久々のミノカサゴではなかろうか?回収すると予想通り、トゲトゲの背ビレ・・・だけど胸ビレの感じがミノカサゴではない。どうやら親戚のセトミノカサゴのようです。はじめまして、セトミノ様。
1匹目から毒を食らったら、せっかくの釣りが台無し。トゲに触らないよう慎重にハリを外して放流。仕切り直しです。
遠目のエリアがあまり良くなさそうなので、足元のカケアガリを探ったところ、ガツっと気持ち良いアタリ。ガンガンと金属的な手応えはもしかして・・・やっぱり、本命のカワハギでした。
今回は至近距離に魚が着いているようです。次からは足元に集中砲火。軽〜く投げて20m以内をじっくり探ると、ガツっとアタって、カワハギ。
もう一度探ると、またカワハギ。
更に探ると、またまたカワハギ。
近年は、ちょい投げでカワハギを狙う方が多いようです。実際、この日のようにポイントが至近距離なら、十分にちょい投げの射程範囲内に入ります。
私も以前、ちょい投げを試してみましたが、柔らかい竿と軽い錘では、カワハギの硬い口にハリがしっかりと掛からず、バラし連発でした。カワハギは、普通の投げ釣りタックルの方がストレス無く楽しめますし、釣果も伸びると思います。私の体感では、普通の投げ釣りは、ちょい投げの5倍釣れるかも。
シロギスだったら、ちょい投げ、全然問題ナシなんですけど。
ポンポンと気持ち良く掛かりましたが、その後パタっとアタリが止まりました。潮は良いはずなのにナゼ?
釣れない時は休憩。昼食をとって現場に戻り再開しましたが、まだパッとしません。
ぼんやりしたアタリで掛かったのはフグ。この場所でいつも釣れるのは、クサフグ、コモンフグ、キタマクラ辺りですが、このフグは今まで釣った事がありません。どうやら、モヨウフグらしいです。しっかり膨らんだ丸い形、キレイな模様、ふわふわした手触り。柔らかいトゲ、実に良いフグです。
上から見ると何かの顔にしか見えない。面白いな〜。
このモヨウフグを観察できたことは収穫です。でも、カワハギが釣れない場所で粘っても時間のムダ。別の浜に移動です。
着いたのはブロックが並ぶ浜、ココでも至近距離を探ってみると・・・居ました。カワハギです。
もういっちょ。
勢いに乗ってツ抜けを狙いましたが、ここで痛恨の根掛かり。水中のブロックに引っ掛けて、力糸から先を全て失ってしまいました。海は汚れるし、お気に入りの天秤を失くすし、大ショックです。
ヤル気を完全に失い終了。次回に向けて力糸を結び直し、撤収しました。
- 釣果 カワハギ 9匹
- ゲスト セトミノカサゴ モヨウフグ キタマクラ
持ち帰ったカワハギは、キッチンバサミで手早く下処理してムニエルに。カワハギは釣って楽しいし、食べても美味しいし、最高のターゲットです。でも根掛かりは嫌だなぁ。昔は根掛かりする前に魚が掛かったので、快適だったんですけどね・・・。