3月に入り水温は徐々に上がってきましたが、まだ安定しません。小魚達は天気や水温、水量によって居場所を変えるので、3月の釣り場選びには毎年苦労します。
群れを求めてあちこち歩いていると、土手には綺麗なスイセンが。
水が澄んでいて、まだ雑草も少ないこの時期、広く水辺を歩いておくと、底の地形やドブガイの居場所などを確認できます。それが春以降の釣りに役立つことも、たまにはあるんですよね・・・。
越冬場所の居残りタナゴ
この時期、あちこちタナゴを探しますが、たとえ見つけても、群れは小さいし逃げ足が速いし、なかなか釣りにはなりません。そんな時は越冬場所のお世話になります。
真冬と同じ短尺の竿と冷凍卵黄でタナゴを狙いますが、釣れるタナゴの雰囲気は変わってきます。まず良型のオスが居なくなり、そのうち成熟したメスも減ってきて、最後に残るのはお子様ばかり。
でも雨が降ったりして水温が下がると、群れがまた越冬場所に戻ってきたり。
水温が高めで安定して、1時間あたりのタナゴが20匹を切る頃には、繁殖地など春の釣り場で遊べるようになります。
2024年3月24日 静岡市内 くもり 14時30分〜15時30分 水温10.1℃
- 釣果 タイリクバラタナゴ 40匹
- ゲスト なし
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期間限定 小魚の一時避難場所
小魚達は、移動中に水温が下がると、近くの物陰などに避難するようです。機会を捉えて、そんな避難場所でも竿を出してみました。
水が澄んでいて浅いので、水際に近づくと釣りになりません。7尺竿で離れた場所から冷凍卵黄を送り込むと、ポツポツとタナゴが食ってきます。日が当たっていると魚が警戒するので、釣行時間は重要。日陰が大きくなる時間帯は好調でした。
2024年3月2日 静岡市内 はれ 14時30分〜16時00分 水温12.6℃
- 釣果 タイリクバラタナゴ 50匹 フナ 1匹
- ゲスト なし
2024年3月10日 静岡市内 はれ 15時05分〜16時15分 水温10.3℃
- 釣果 タイリクバラタナゴ 47匹
- ゲスト なし
新たな釣り場の状況調査
今年1月に見つけた場所を再訪したところ、良型のオスも混ざって楽しい釣りになりました。小場所ですが、6尺で全体を探るも良し、4尺で手前を攻めるも良し。使いやすい釣り場です。
水底に眼を凝らすと、いくつかドブガイが沈んでいる様子。手堅く遊べそうな雰囲気です。
毎年一カ所は新規開拓できるよう、釣り場を探し歩いていますが、今年は早々に目標達成。年間を通じて小物釣りを楽しむために、新たな釣り場を探し続けなければ。
2024年3月16日 静岡市内 はれ 16時00分〜17時00分 水温16.1℃
- 釣果 タイリクバラタナゴ 33匹
- ゲスト モツゴ 1匹
2024年3月17日 静岡市内 くもり 15時00分〜15時30分 水温16.1℃
- 釣果 タイリクバラタナゴ 27匹
- ゲスト なし
2024年3月20日 静岡市内 はれ 15時00分〜16時00分 水温15.0℃
- 釣果 タイリクバラタナゴ 35匹
- ゲスト なし
2024年3月31日 静岡市内 はれ 15時45分〜16時25分 水温19.8℃
- 釣果 タイリクバラタナゴ 25匹
- ゲスト なし
繁殖地にもタナゴが到着
3月中旬、毎年遊んでいる繁殖地の釣り場でためしに竿を出したところ、1時間で20匹。
オスは色づいてきましたが、メスの産卵管はそれほど伸びていません。本格化するのは、もう少し先のようです。
2024年3月17日 静岡市内 はれ 8時15分〜9時15分 水温14.0℃
- 釣果 タイリクバラタナゴ 20匹
- ゲスト なし
カメの冬眠が完了
我が家のイシガメは、無事冬を越しました。親10匹は例年どおりで問題なし。
昨年生まれた子ガメ達も、37匹みんな元気でした。
放っておいても意外と大丈夫。自然の中では、みんな勝手に冬眠していますもんね。