2023年年末の小物釣り

2023年の仕事が終わり、休暇に入りました。

近所に並んでいる手作りの干支には、2024年の辰が仲間入り。お正月を待つばかりです。

ここ10年ほど、年末年始は沼で小魚を釣り歩いています。越冬場所は限られているので、毎年同じような場所で遊ぶことになりますが、調子が良い場所は年によって変わります。

2023年は全体的に不調でした。一応遊べる場所はありますが、例年ほどの勢いはありません。2022年９月の台風15号、2023年６月の台風２号と、２年続いた豪雨の影響は大きいみたい。しばらくは厳しい冬が続きそうです。

29日釣り友さんと小物釣り

お休みの初日、釣り場への移動中に、釣り友さんのお車を見かけました。年末のご挨拶をしようと心当たりの場所を覗くと見慣れた後ろ姿が。調子を聞くと、タナゴとフナが釣れているとのこと。

フナも混ざるのはうれしい。お隣にお邪魔させていただき、お話ししながらの小物釣りとなりました。

2023年12月29日　静岡市内　はれ　13時10分〜16時30分　水温9.8℃

釣り友さんによると、今回は長めの竿が良いとのこと。７尺2.1ｍの竿を取り出して、遠目の場所を狙います。エサはいつもの温泉卵。冬はこのエサで釣れなかった事がありません。

タナを深めに設定して、ゆっくりシモらせると、親ウキをツっと引き込むアタリ。予想通りのタナゴが掛かりました。しばらくはポツポツとタナゴがヒット。

親ウキがモゾモゾとゆれたあと、ゆっくり横移動を始めたので竿を立てると、ググッと重量感のある手応え。これは・・・やっぱりフナでした。ちょっと大きめの手のひらサイズ。うれしいですね～。

私が使っているハリは、がまかつ「極タナゴ極小」。少し長めのハリ先が、フナの口に良い具合に刺さるので、このサイズのフナなら問題なく抜きあげられます。本気でフナを狙う方の中には、タナゴを嫌う方もいますが、どちらもウェルカムの私にとっては、ちょうど良いハリです。

その後もタナゴ時々フナで釣れ続きます。群れの移動に合わせて、釣り友さんが釣ったり、私が釣ったり。お天気も良くてぽかぽかと快適。いつもよりも長めに遊んでしまいました。

フナはタナゴ以上に気まぐれ。なかなか狙いどおりには釣れません。今回は良いタイミングで釣り場に入れていただけて幸運でした。

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お休み２日目。この日は人気のエリアを歩き回ってみました。越冬場所周辺の岸際を眺めていると、タナゴの稚魚の群れを発見。

豆バラは苦手ですが、せっかくなので狙ってみることにしました。

2023年12月30日　静岡市内　くもり　11時00分〜12時00分　水温10.5℃

この日の手持ちの中で最も短い1.2ｍの竿に、軽めの連動シモリ仕掛け。ハリは豆バラ専用の「魅玄タナゴ」を使用。エサは温泉卵。稚魚の群れを直撃してみましたが、反応はイマイチ。あまり食欲がない様子です。しばらく粘ってやっと１匹。しかもちょっと大きめ。やっぱり豆バラは私には難しいのかも。

群れの動きを目で追っていると、枯れ草の際で、もう少し大きめのヒラ打ちを発見。

こちらを狙った方が楽に遊べそう。釣り座を少し移動し、ハリを「魅玄タナゴ」から「極タナゴ極小」に変更。ヒラ打ち目がけて温泉卵を打ち込むと、すぐイトウキに反応が。アワセを入れると狙いどおり。ちょっと大きめのタナゴが掛かりました。

やっぱり、これぐらいのサイズが簡単で良いですね～。たまにモツゴも混ざります。

その後もほどほどのペースでタナゴが掛かり、予定時間終了です。

この時期は越冬場所中心の釣りになりますが、日によって居場所が微妙に変わります。場合によっては竿１本分の距離の違いで釣れたり釣れなかったり。よく知っている釣り場でも、注意深く調べれば、意外なところでヒラ打ちを見つけたりするんですよね。

大晦日もタナゴ釣りへ。前日と同じ越冬場所に到着しましたが、群れは移動した様子。見回したところ、周辺の深場付近でヒラ打ちを発見。

これならコマセなしでも釣りになりそう。釣り座を構えてスタートです。

2023年12月31日　静岡市内　はれ　11時30分〜12時30分　水温11.3℃

この場所は足元がポイント。手持ちの４尺竿・1.2ｍに合わせて、岸際から少し下がって温泉卵を送り込むと、イトウキが小さく横移動。竿を立てると、そこそこのサイズのオスタナゴが掛かりました。尾ビレ付近の鱗が剥がれています。鳥にでも襲われたのでしょう。

その後もタナゴが続きますが、イマイチな大きさ。

このサイズ感、前日と同じ群れなのかもしれません。デカバラは別の場所に居るのか、それとも先に鳥の餌食になってしまったのか。

予定の１時間で終了。2023年の大晦日もタナゴで釣り納めです。タナゴの皆さんには、１年間本当にお世話になりました。