いきもの調査 釣行記

8月24日 夏休みもタナゴ釣り

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やっと夏休み。近所の沼をお散歩しました。

このところ、忙しく過ごしていましたが、どうにか1日休みが取れました。
同僚とタイミングをずらして、五月雨式の夏休みです。

まずは、近所の沼・麻機遊水地第4工区を散策しました。
コムラサキ(タテハチョウの一種)を観察したくて、ヤナギの周辺を歩きましたが、成虫も幼虫も見つけられません。
50を過ぎて老眼が進み、葉っぱの中の緑のイモムシを探すのは、もはや苦行です。

ふと足元を見ると、サクラタデが咲いていました。

一見ごく普通の雑草ですが、夏から秋にかけて、薄桃色の綺麗な花を咲かせます。

麻機遊水地にはサクラタデの群落があり、毎年9月下旬から10月中旬頃、満開となります。
8月ではまだ時期が早いかと思いましたが、もう充分楽しめます。

蜂の写真でも撮ろうと見渡したところ、あちこちで小さな虫を見つけました。

左の花や、中央右の花の先端付近に虫が居ます。

どうやらマメコガネのようです。
サクラタデの花を食べています。

このマメコガネ、小さくて動きも遅く、全く目立たない虫ですが、100年以上前にアメリカに渡って大繁殖。今では、農業に重大な被害をもたらす農業害虫になっています。

アメリカでは「ジャパニーズ・ビートル」と呼ばれ、恐れられているとのこと。

マメコガネが「ジャパニーズ・ビートル」とは・・・。
個人的には、ヤマトタマムシあたりがしっくり来るのですが。
それだけ、農業へのインパクトが大きかったということなのしょう。

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散歩の後は毎度のタナゴ釣り。

午後は、日本にやって来た外来種、タイリクバラタナゴに遊んでもらいます。

2021年8月24日 静岡市内 くもり 15時20分〜16時20分 水温25.3℃

今回は、流れのある釣り場でタナゴを拾います。
竿は1.8m。重めのウキ釣りで、エサは黄身練りです。

流れの中は、タナゴ、オイカワ、モツゴのほか、コイにウナギ、雷魚、小鮒の群れなど、とても賑やかです。
仕掛けを流すスジを変えながら、タナゴが掛かるエリアを探ります。
沖側の流れが緩やかなエリアを集中的に狙うと、テンポ良くタナゴが食ってきます。
割合はタナゴ5匹にオイカワ1匹程度。

オイカワに競り勝って、エサにたどり着くタナゴは良型が多く、小気味良い引きを楽しめました。

  • 釣果  タイリクバラタナゴ 50匹
  • ゲスト オイカワ、モツゴ

足元の小鮒の群れも狙ってみましたが、こちらは黄身練りに反応なし。
グルテンなど、他のエサも用意すればよかった・・・。

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