雨の週末もタナゴで息抜き
このところ、静岡県内もひどい雨が続いています。
雨で増水すると、魚が移動してしまいますし、流れも速くなって、どの釣り場も難しくなります。
タナゴ釣りに関して、梅雨や秋の長雨の時期は、真冬よりも苦戦しがちです。
この週末、天気の様子を見ながら、釣行のタイミングを窺っていました。
日曜日の午後になって、やっと雨と風がマシになったため、いつものタナゴ釣りに出かけました。
2021年8月15日 静岡市内 くもり のち 雨 15時10分〜16時10分 水温23.6℃
増水時の鉄板ポイントに入りました。
レインウェアを着込み、パラソルをさしてのタナゴ釣りです。
いつもは足場から水面まで距離がありますが、この日は、足元まで水が迫っています。
コマセカゴを宙層にセットすると、カゴの下流側に、タナゴやオイカワが集まってきました。
開始直後は雨が止んでいましたが、すぐに土砂降りになりました。
流れも徐々に速くなっていきます。
冴えない天気ですが、それ以上に私自身が冴えません。
この日は失敗だらけ。
まず竿の長さ。
いつもと同じ1.2mを選びましたが、水面が近い分、少し短めの1.05mあたりを使うべきでした。
無駄に長い竿は、操作がしにくいだけで、良いことはありません。
次に仕掛け。
流れがあったので脈釣りにしましたが、流速やタナゴの泳層からすると、重めのウキ釣りの方が、掛かり易かったかもしれません。
最後は餌の固さ。
今回は、釣行の直前に黄身練りを作りましたが、これが失敗のもと。
いつもは冷蔵庫で一晩寝かせることで、丁度良い固さになるのですいが、作りたての黄身練り柔らかく、餌持ちが悪くなってしまいました。
しかも、柔らかい黄身練りと脈釣りは、相性が最悪です。
これだけマイナス要素が重なると、ペースが上がるわけがありません。
本来ならすぐに修正するべきですが、土砂降りの中で面倒になり、そのまま続けてしまいました。
- 釣果 タイリクバラタナゴ 21匹
- ゲスト オイカワ
それでも、タナゴの数に助けられて、飽きない程度には釣れました。
適当にやってもそれなりに釣れるのが、タナゴ釣りの良いところ。
いいかげんな私にはピッタリの遊びです。