朝は雨の中でタナゴ釣り
この日は海に行くつもりだったのです。
投げ釣りの準備をして、玄関から出ると雨。
一旦、車に荷物を積み込んだのですが、出発直前に、
- 雨に濡れながら仕掛けを準備する私
- フグ連発にうんざりする私
- 雨で手が滑り竿の片付けに苦労する私
- ボウズでうなだれながら竿とリールを洗う私
- 結局タナゴ釣りでガス抜きする私
などが、ぐるぐると頭に浮かび、あっさりと心が折れました。
投げ釣りの道具を片付け、朝からタナゴ釣りに出かけることにしました。
2021年6月6日 静岡市内 雨 9時20分〜10時20分 水温19.3℃
5月29日と同じ、増水時用の釣り場に入りました。
雨の影響で流れがあり、釣り難いですが、コマセを効かせるとすぐにタナゴが集まってきました。
竿と仕掛けは1.2mのウキ釣り。仕掛けを流れに乗せながら誘います。
時々オイカワも混ざりますが、黄身練りのおかげでタナゴ主体で釣れ続きました。
- 釣果 タイリクバラタナゴ 65匹
- ゲスト オイカワ
タナゴ釣りは竿も道具もコンパクトなので、傘の下で、準備から片付けまで濡れずにできるのがありがたいです。
雨の日は、波紋の影響でアタリが捉えにくくなりますが、魚の警戒が解けて活性が上がり、掛かりやすくなります。
雨のタナゴ釣りもなかなか良いですよ。
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午後はヤマベチューブでタナゴ釣り
マルキユー株式会社の製品のひとつに「ヤマベチューブハエ」があります。
価格は300円程度。名前の通りチューブに入ったオイカワ釣り用の練りエサです。
ヤマベチューブの最大のメリットは、ほとんど経年劣化しないこと。
冷蔵庫に放り込んでおけば何年も使えます。
私はコレで、気が向いた時にオイカワやカワムツ、モツゴを釣っています。
しかしこれまで、ヤマベチューブでのタナゴ釣りは、試したことがありません。
タナゴ釣りでのヤマベチューブの実力はどの程度なのか?
「オカメチューブボテ」として使えるか否か、現場で試してみることにしました。
午前と同じ釣り場で竿を出し、釣れ具合を黄身練りと比較します。
2021年6月6日 静岡市内 はれ 15時10分〜16時00分 水温20.1℃
午後は雨があがりましたが、水量など釣り場の状況には、特に変化はありません。
釣り方は午前と同じ。コマセを効かせながら、1.2mの竿でウキ釣りです。
まずコマセカゴを投入。
仕掛けを準備して身支度を整える頃には、タナゴが集まっています。
ヤマベチューブの使い方は、絞り出してハリ先に付けるだけ。
ヤマベチューブをハリ先に付けて投げ入れると、タナゴが殺到。
難なく1匹目のタナゴが掛かりました。
その後もポツポツと釣れ続きます。
午前と同様、時折オイカワが混ざりますが、割合は午前と変わりません。
オイカワが優先的に掛かるわけではなさそうです。
ただ、正直なところペースはイマイチ。
20分間釣って11匹と、午前の半分程度です。
ヤマベチューブは少し柔らかいため、エサだけ持っていかれることが多いようでした。
様子がわかったところで黄身練りに切り替えたところ、30分間で34匹。
午前と同じペースに戻りました。
やはり釣りやすさでは、黄身練りの方が上です。
自分好みに練っているので、当たり前の話ですが。
- 釣果 タイリクバラタナゴ 45匹
- ゲスト オイカワ
「ヤマベチューブハエ」は、手軽にオイカワやカワムツ釣りが楽しめて、タナゴ釣りでもそれなりの釣果が得られます。
ただ、好みの問題ですが、若干柔らかいようにも感じました。
オイカワ釣りでは、わざとエサを落とし、コマセ効果を狙う場合がありますので、敢えて柔らかく設計されているのかもしれません。
先にも書いた通り「ヤマベチューブハエ」の最大のメリットは、ほとんど経年劣化しないこと。常備しておけば、エサの確保に縛られず、いつでも小物釣りを楽しむことができます。
エサ持ちの良さでは、カニカマには敵いませんが、手軽さやターゲットの数では、こちらに軍配が上がります。
冷蔵庫におひとつ、いかがでしょうか。
なお、同じようなチューブ型の練りエサに「川小物ネリ」(マルキユー)がありますが、こちらはさらに柔らかく、私としては使い難く感じました。
集魚効果に重点を置いた製品なのかもしれません。
「ヤマベチューブハエ」は、以下のリンクからもご購入いただけます。